酒と音楽の日々

酒と音楽が好きです。

酒と音楽の日々

Perez, Patitucci & Blade ★★★★★




繊細で緻密な対話により織り込まれた音紬に感動@BlueNoteTokyo。
ウェイン・ショーターの"Footprints"カルテットのご本人抜きの三人達。
ダニーロ・ペレス(p)、ジョン・パティトゥッチ(b)、ブライアン・ブレード(d)
のピアノトリオ。


たまたま、2週連続のライブ鑑賞となったが、今回もドラマーのブライアン・ブレード狙い。
MARK GUILIANA JAZZ QUARTET ★★★★★ - 酒と音楽の日々


モーダルな雰囲気はあるが、ダニーロ・ペレスの主旋律が強くないので、
あまり浮遊感は感じられなかった。
特に、ウェイン・ショーターの捻くれたメロディ・ラインを期待すると間違い。
これは予習していったので、分かっていたのだが。
現代音楽的でもあり、環境音楽的でもあり、スピリッチャルな感じもしというところ。
来年はシェーンベルグとか聴いてみようかなと思った。


ジョン・パティトゥッチは3回目。
過去2回は、ラリー・カールトンバンドfeat.日野皓正、チック・コリア・エレクトリックバンド
だが、両方エレクトリック。今回はアコースティック。
Herbie Hancock and Wayne Shorter - 酒と音楽の日々
chick corea elektric band ★★★★☆ - 酒と音楽の日々
ほぼ終始、ダニーロ・ペレスとお見合い状態で、インタープレイ感満載。
ピアノのリードが弱いので、ベースが主導するところも多々。
アルコ奏法も非常に美しく、もともとコントラバス奏者なのかなぁと思えるほど。


今回のお目当てはブライアン・ブレード。席もそちらか側の端っこ。
先日のマーク・ジュリアナよりは大人しかったが、やっぱり凄くかっこ良い。
インタープレイ感が3者で良く噛み合っていた。


整理券システムになったことを知らず(メールには書いてあったのだが)
早く入り過ぎて、時間つぶしにウェイティング・バーのバックヤード。



バルベニーとミックスナッツ。
Balvenie ★★★☆☆ - 酒と音楽の日々