宣言開け初のコンサート鑑賞は
2019年から取り組んでいるという音楽と絵画コンサート、
今回は印象派。
クラシックは今現在はあまり聴きませんが、
1番好きと言っても良いくらいで、
お陰でジャズのビルエヴァンスが入りやすかった
というほど私にとっての宝物ではあります。
私と同じような趣味を持つ人にとっては、
きっと今回の選曲は完璧で、
さらに曲に合わせて後ろのスクリーンに
印象派の絵を映し出すという企ては、
一度は想像したであろうとても贅沢な時空間です。
フランス料理のディッシュにあわせて
グラスワインをペアリングする感じでしょうか。
その分、出来過ぎ、作られ過ぎな感じもあり、
品位が損なわれ必要以上に大衆的になってしまう
のかもしれません。
但し、それは健常者が行った場合です。
そこをあえて何故、盲目のピアニストが行うのか。
と言う点で、開演前に色々な可能性に想いを巡らしましたが、
結局、深くは考えないで聴くことにしました。
どう聴いたかは省略しますが、
辻井さんの音や弾き方はストレートで澄んでいて、
私が好きなこの曲たちに合っていて、
とても良い時を過ごすことができました。