酒と音楽の日々

酒と音楽が好きです。

酒と音楽の日々

Herbie Hancock and Wayne Shorter




先週の日曜日は有楽町の国際フォーラムの東京Jazz Festivalへ。
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buondonno chianti classico 2012 - 酒と音楽の日々



少し時間があったので出店でピザを。



昼の部、INFINITYというやつだが、もちろん
ハービー・ハンコック&ウェイン・ショーターが目当て。



マイルス・デイヴィスの第2期黄金クインテットをはじめ共演が多い二人だが
デュオはこれまであっただろうか。
ビル・エヴァンスのモードから彼らが牽引した新主流派までの系譜を辿る
60年代のJazzが一番好きだが、それではなく、
ましてやヘッド・ハンターズやウェザー・リポートでもなく、
この二人の老人のJazzが、今もなお進行中であることを示した演奏ではなかったか。


メディテーション、スピリチャル、環境音楽風でもあり、
作務衣のような服を纏い、ソプラノ・サックスを吹くウェイン・ショーターは、
まるで尺八名人のよう。
ソプラノとテナーを交互に、ある時は気ままに交換しながら吹いていた。


2年前にオーチャードホールハービー・ハンコックを見たが、
彼の最近の路線だろうか。
これを聴いていたので、妙に馴染むことができた。
Herbie Hancock - 酒と音楽の日々


その中から、とても好きなアルバムE.S.P.の一曲、
Little Oneが聴こえた時には背筋が凍る感動を。


とても素敵な一日だった。