酒と音楽の日々

酒と音楽が好きです。

酒と音楽の日々

UTAU




大貫妙子の久々のアルバムは、坂本龍一との共作であった。

UTAUには、11曲1枚のものと、インストロメンタル入りの2枚組のものがあるが、
もちろん、2枚組のものを購入した。

私の大貫妙子の楽しみ方(魅力)は3通りある。
①ハイセンスで都会的なポップ
②上品でクラシッカルなポップ
③童話的でおどけたポップ
フレンチ、シャンソンの風味が①と②を行き来する。

今回は②。
ストリングスが入ったpure accousticというアルバムもあったが、
今回のは坂本龍一のpianoだけで、穏やかで癒される曲調の中でも
緊張感をもって音を紡いでいる感じ。

曲もアレンジもボーカルも歌詞も全て好きである。
「風の道」はこだわりのある曲なのだろうか。
pure accousticでもそうだったが、今回も1枚目のラスト。
「今では他人と呼ばれるふたりに決して譲れぬ生き方があった」という歌詞は
離婚した身からすると、重くてせつない。



UTAU(2枚組)

UTAU(2枚組)