酒と音楽の日々

酒と音楽が好きです。

酒と音楽の日々

Aspects




数年前にどうしても欲しくて珍しくアマゾンで購入した
Eleventh Houseの「Aspects」が効いてきだした。


ラリー・コリエル率いるJazz Rockバンドであるが、
購入当時は、期待値が高すぎたせいか、あまり感動はなかった。


それ以来、何度か繰り返し聴くことにより、ジワジワと
良さがわかってきた。


これは良くあることである。


私にとっては、マハビシュヌ・オーケストラの火の鳥や、
ジョン・スコのスティル・ウォームのように、
一回聴いただけで心に突き刺さるようなアルバムに出会うことは中々ない。
何度か繰り返し聴くことにより、その部分の心の皮が次第に薄くなって、
最終的に開かれていくのだろう。
これは、そのアルバムそのものだけではなく、周辺の音楽たちを
よく聴いているのも、奏功していると思われる。


ということは、もしかしたら、これから大漁が見込まれるのでは。


■The Eleventh House
Larry Coryell:Guitars
Gerry Brown: Drums
Terumasa Hino: Trumpet
John Lee: Bass
Mike Mandel Keyboards


>Guest Players
Mtume: Percussion
Danny Toan: Guitar
Steve Khan: Guitar
Michael Brecker: Sax
Randy Brecker: Trumpet
David Sanborn: Sax