学生時代に、先輩に誘われて矢野顕子のコンサートへ行った。
先輩と一緒に行く予定の人がキャンセルになって、誰か一緒に行く人を
探していたのだが、どうせなら、それなりに好きな人ということで
お呼びがかかった。喜んでお供した。
「峠のわが家」ツアーで確かNHKホールだと思う。
このアルバムは特に好きで、演奏も素晴らしかった。
先輩と会場を出た後、高橋幸宏が良かったと同時に感想を
言いあったのを覚えている。非常にタイトだった。
坂本龍一のシンセはアタックが弱くて、いまいちという感想も同じだった。
ちなみに先輩は、ベースシンセを弾くプログレ野郎。
「The Girl of Integrity」はバンドでコピーしたこともあるが、
バスドラが特徴的で「可愛い」という表現で良いだろうか。
”キュー”というシンセもだが。
「David」は”やっぱり猫が好き”というTV番組のテーマだったが、
さわやかなポップである。
「そこのアイロンに告ぐ」は、私の中では日本のJazzの代表作
(Jazz自体を知らないので申し訳ないが)と呼びたいほど超かっこいい。
「Home Sweet Home」は、涙が出てくるほど暖かい曲である。
私にとっては、これも申し訳ないが、”先にケイト・ブッシュありき”なのだが、
とても好きなミュージシャンである。
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