今日はBlue Note Tokyoへスティーヴ・ガッド・バンドを聴きに行った。
・Steve Gadd(ds)
・Michael Landau(g)
・Larry Goldings(key)
・Jimmy Johnson(b)
・Walt Fowler(flh, tp)
Blue Note Tokyoはジョンスコ以来、ほぼ一年ぶり。
John Scofield Trio - 酒と音楽の日々
Gadditude購入は予習の為。
Gadditude - 酒と音楽の日々
メンバーもそのままだし、当然ながら曲はほとんどGadditudeから。
全て良かったが、特に印象に残っているのは1曲目の、
キース・ジャレットのカバーのThe Windup。
複雑なキメキメが凄くかっこよくて、ノックアウトな感じ。
アルバムよりも良い。
メンバー全員の合作らしいGreen Foam。
軽快なシャッフルから妖艶な?感じ(プログレ的とも言えるし、
ビートルズのア・デイ・イン・ザ・ライフ的とも言えるような)
に曲調が変わるところが、これまたかっこよく、こちらもライブで
聴けて本当に良かった。
アブドゥーラ・イブラヒムのThe Mountainのトランペットや
マイケル・ランドウのAfricaも良かった。
極めつけは、特に泣かせるキース・ジャレットのCountry。
オリジナルのMy Songのやつは、当方のセレクションにも入っているのだ。
Jazz Piano Selection - 酒と音楽の日々
とはいえ、このアルバムを聴いて好きになった人も多いだろう。
オリジナルではサックスなのだが、トランペットがまたかっこ良い。
スティーヴ・ガッドは、ブラシやリムショット、叩きまくりと、
曲調によりコントラストが鮮やか。
マイケル・ランドウはピンクのストラトだったが、ソロの間、
ボリュームやトーンをこまめにコントロールして、綺麗な音色だった。
一流のプロの良い演奏を聴けたとても良い一日でした。