酒と音楽の日々

酒と音楽が好きです。

酒と音楽の日々

Makoto Ozone and Gonzalo Rubalcaba "Jazz meets Classic" with TOKYO METROPOLITAN SYMPHONY ORCHESTRA ★★★★★




今日は、東京文化会館へ。
小曽根 真&ゴンサロ・ルバルカバ
"Jazz meets Classic" with 東京都交響楽団

融合というよりは、尊重と調和に感動。


早くから予約したせいか、席は何と1階2列目のど真ん中。
演奏者は2m先と一体感。ステージの灯りで本が読める(読まないが)。


第1部はバルトーク
1曲目のルーマニア民俗舞曲は東京都交響楽団のみ。
穏やかな感じで心地よく。


2曲目の2台のピアノと打楽器のための協奏曲では、
ステージの構成が変わり、後ろにあったピアノを前に運ぶ。
緊張感あふれる演奏、Jazzのセッション的な、新主流派的な、
プログレのキメ的な要素があり、凄く良かった。
これはもともとの曲調がそれで、Jazzアレンジしているという
訳ではない。大真面目なクラシックの演奏。
定年退職したら、クラシックを聴こうと思った。
ゴンサロは、一人だけ指揮者を見ないで楽譜を見ながら、
一人だけ足でリズムをとりながら、
一人だけ口でリズムを口ずさみながら、
演奏していた。


第2部は交響楽団は退出し、ピアノ2台のセッション。
小曽根のMCから、事前打ち合わせ何もなしのゼロベース。
3曲位やったか。
ゼロから始めるが、途中途中で「キャラバン」を振ったり、
「Solar」を振ったり、Jazzらしい。


アンコールはゴンサロが乗りに乗ったのか3曲も。
いきなり「枯葉」を始めたり、小曽根が「スペイン」を振ったり。


とても良い一日だった。
※星は満足度ですが、音楽の場合は高いやつしか書きません。