土曜日にBlue Note Tokyoへジョン・スコフィールド・トリオを聴きに行った。
ジョン・スコは、「Still Warm」というアルバムが大のお気に入りである。
Still Warm - 酒と音楽の日々
が、それ以外については、自分にはJazz過ぎで、まだ良さがわかっていないであろう。
とはいえ、何枚かは聴いており、好きな曲もある。
Selection - 酒と音楽の日々
grace under pressure - 酒と音楽の日々
Boston T Party - 酒と音楽の日々
Brian Auger , Frank Zappa , Mr. Big , John Scofield & Miles Davis - 酒と音楽の日々
今回は、ベースにスティーヴ・スワロウ、ドラムスにビル・スチュアートというトリオ。
スティーヴ・スワロウは、ストラトのような見たことない形の5弦エレアコベース
(フレットレスかも)をピックで弾くような一見変わったおじいちゃんだったが、
演奏は変態ではなくオーソドックスな感じ、高音泣きのソロフレーズというのが
得意のように感じた。1970代にジョンスコと演ってたらしい。
ビル・スチュアートは、若くてスポーティな感じ。表現は難しいが、要所要所で
シンバルなり、ハイハットなり、スネアなりをパシッパシッとするところが、
良かった。パット・メセニーなんかと演ってるらしい。
ジョンスコは、両足をつけた気をつけ!の姿勢で、前かがみになり、上半身をくねらせる
僕の中では”ドリル奏法”で、粘っこい、上手い、カッコいい、音色も豊かという感じ。
演奏では、恐らくジョンスコの中では新曲に近いLAWNSという、とても美しい曲が印象に残った。
John Scofield Trio - Lawns (2010 X 24) Katowice PL - YouTube
Carla Bleyという人の曲らしいが、一緒に演ってるスティーヴ・スワロウの影響だろうか。
ベースソロも素晴らしかった。間違いなく、僕の中の好きな曲に入るだろう。
まだ、書きたいことはあるのだが、夜も遅いのでまた今度。
Blue NoteでJazzを聴くのは初めてで、こんなに近くに憧れのミュージシャンが見られ、
しかも、お酒を飲みながら、落ち着いた雰囲気でエキサイティングな演奏を聴けるというのは
何と素晴らしいことかと感動した1日でした。
空には、鮮やかないわし雲。