酒と音楽の日々

酒と音楽が好きです。

酒と音楽の日々

King Crimson




月曜日は何とキング・クリムゾン@オーチャード・ホール。
King Crimson Concert Setlist at Orchard Hall, Tokyo on December 7, 2015 | setlist.fm



噂のトリオ・ドラムがステージ前面に。
ステージが公開されていて開演まで見学可。撮影は不可。


7人が登場し湧き立つ観衆と興奮の渦。
サウンド・エフェクトの中、メル・コリンズのフルート。
太陽と戦慄パート1。バイオリンのところがロバート・フリップのギターでフェード・イン。
背筋が寒くなる。


ドラムは左がパット・マステロット、右がギャヴィン・ハリソン、真ん中がビル・リーフリン。
同じパターンを一糸乱れず叩いたり、分担したり、掛け合ったり。
次第に集団で叩く和太鼓のイメージと重なってきたのは私だけか?


比較的、ギャヴィンが中心、パットがパーカッション的(スティールドラムのようなのも)、
ビルはシンセも担当し所々ツイン・ドラム。


ボーカルはジャッコ・ジャックスジク。
歴代ボーカルは美声ながら何処か毒を孕んでいたが、この人は透明感、清潔感あり、
totoのボーカルとか似あうかも。
ギターを弾きながらのエイドリアン・ブリュー・スタイルだが、
彼の曲が少なかったのは雰囲気出すのが難しいからだろうと勝手に想像。


トニー・レヴィンは期待通り。
以前にアンダーソン・ブラフォード・ウェックマン・ハウで見た。
スティックもやってたし、人差し指と中指にドラムのスティックの様な物を装着し
弦を叩いてベースを演奏する「ファンクフィンガーズ奏法」もやってた。


メル・コリンズはフルート、サックス。
サックスは特にフリージャズ、あるいは、ジミヘン的な迫力あるソロ(表現が難しいが)
で雰囲気バッチシ。


ロバート・フリップ先生は、シーケンシャルなギターで、ポリリズム的なのと、
メタリックなもの。見ることができて本当に良かった。


演奏後に、トニー・レヴィンがカメラもったら撮影可ということでパチリ。




という感動的な日。