紫陽花に誘われ右の旋律と左の旋律が紡ぐ無常@国際フォーラム。
ジャズピアノの最新パラダイムシフトを担うブラッド・メルドーのトリオ。
数十年に1人と言われている天才。
通常は左手で和音を鳴らして曲の構成とリズムを確保しながら
右手で旋律を奏でるというのがジャズだけでなくポピュラーのピアノだが、
この人は両方で異なる旋律を奏で融合させながら曲を構成するというスタイルを
始めてやった人とのこと。
メルドー前とメルドー後と言われるほど影響を与えているらしい。
一説によるとそう言う人はバド・パウエルとビル・エヴァンスのみとのことで
偉大さが分かる。
とは言え聴く方は難しい。ピアノやってれば別なのかなぁ。
チャレンジは続けるが限界を感じる(涙)。
ラリー・グラナディアとジェフ・バラードの固定的なトリオは良いが
やはり玄人向けかも。
たまたま一週で二本の鑑賞となった。
ちなみに紫陽花の花言葉は「無常」とのこと。