酒と音楽の日々

酒と音楽が好きです。

酒と音楽の日々

Les Aventures de Tintin


私のiPodには、Japanese Femaleというプレイリストがあるが、
大貫妙子の「タンタンの冒険」から始まる。


「タンタンの冒険」はエルジェという作家によるベルギーの漫画。
主人公のタンタンという少年記者と、スノーウィという相棒の白い犬が
世界中を旅行し、事件に巻き込まれるというもの。
最近、「ユニコーン号の秘密」というのが映画化された。


それはそれとして、大貫妙子の「コパン」の一曲目にこれがある。


日本のフュージョン・ポップの最高峰というか、日本のフュージョンの最高傑作と
言っても良いくらい素晴らしいと思う(但し、Char系は除く)。
バスドラが印象的なドラムの上で、ギターのカッティングとベースの掛け合いから始まり、
そのままテーマ・リフへとつながる。シンセはビートっぽいテクノ。
曲の構成は変化に富み、ガラス細工のような異なる細かい音から成るアレンジ。
アレンジャーは坂本龍一
歌詞や声は優しく穏やかで、リズムに乗っているような、いないようなで、
バックとのギャップが、また良い。


「コパン」とは別に、「Comin' Soon」という子供に向けたような、現代の童謡のような優しい曲集にも
収録されているが、他の曲も全て良い。ずっと昔から愛聴しているアルバムである。


Comin’Soon

Comin’Soon