酒と音楽の日々

酒と音楽が好きです。

酒と音楽の日々

Legend of Cuban Rum PRE 1962




忙しかったお仕事も終わりを迎え、木曜日にBar66へ。


今日は勝負を控え、ビールのあとはハイランドパークのオフィシャル12年。
解放的な気分も助けてか、旨く感じた。


調子に乗って、ブラックアダーのスモーキング・アイラを。
中身はラフロイグ。61.7度とは思えないなめらかさ。





先輩が飲んで旨かったといってたラムってどれ?
と聞いたら出してくれたのが、レジェンド・オブ・キューバン・ラムのプレ1962。





シェリー樽の香りが効いてて、まるでブランデーのよう。
ねっとりした甘さはなくすっきりだが、重厚感はあり。
後から、さとうきびの渋甘が効いてくる感じ。
旨かった。


ちなみにこのお酒は、
1940〜50年代にキューバで蒸留された後に樽詰めで海を渡り、スペインへ運ばれ
シェリーの名門であるバルデスピノ一族の酒蔵において、ソレラ・システムで熟成されたもの。
ミゲル・バルデスピノ がオーナーの時には 「これはとても珍しいもので僕の宝物、
このボデガ(酒造)を訪れた人だけにしか飲ませないし、売り物ではない」。
と言い世の中に出回る事はなかったが、新しいオーナーに代わり、門外不出のこの酒が
ようやく世に出回る事になったとのこと。


"Pre-1962”とラベルに記載されているのは、1962年蒸留という意味ではなく、
キューバ革命以前につくられたもの」という意味らしい。